日本の株式会社TBMは ライメックスモンゴリア社と基本合意を締結
日本の株式会社TBMは ライメックスモンゴリア社と基本合意を締結した
24日、日本の株式会社TBMは、ライメックスモンゴリア社、モンゴル国家開発庁と、水資源が乏しいモンゴルにおけるライメックスの事業展開に向けた基本合意を締結した。石灰石を主原料とし、紙やプラスチックの代替となる新素材ライメックスは、紙の製造に必要な水資源や森林が乏しく、石油やプラスチックを輸入に依存するモンゴル国内においても製造する事ができ、新たな産業と雇用を創出することが可能だ。モンゴル原産の石灰石を用いて、紙の代替となるライメックスシートやプラスチックの代替となるライメックスペレットをつくることができる。また、使用済みのライメックス製品からライメックスペレットを高効率につくることが可能で、環境負荷を低減したアップサイクルが可能だ。モンゴル国内で、環境性能が高いライメックスのアップサイクルモデルを構築することで、環境性と経済性を両立し、世界に展開できる循環型経済の先行モデルを確立することを目指す。TBMとライメックスモンゴリア社及びモンゴル国家開発庁は、モンゴル国内におけるライメックス事業の本格展開に向けて、モンゴル産の石灰石を用いたライメックスシートの新規工場の設立のためのフィージビリティスタディを実施する。更に、モンゴル地場のプラスチック成型工場でライメックスを製造し、販売するテストマーケティングを実施する。日本では飲食店のメニュー表、マップ、冊子、企画印刷物で採用が進んでおり、4,500社を超える企業にTBM社のライメックス製品が導入されている。
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