みずほ・TDB ビジネスマッチング商談会」 が開催された
みずほ・TDB ビジネスマッチング商談会」 が開催された
モンゴル貿易開発銀行・TDBはみずほ銀行帯広支店と協力し、「みずほ・TDB ビジネスマッチング商談会」 を10日、シャングリ・ラホテルで開催した。両国銀行として初となる同商談会にはみずほ銀行帯広支店の取引先となる有力企業のオカモトホ ールディングス、和田農園、アルムシステム、土谷特殊農機具製作所、田口畜産、マルデン、ノベルズ、加藤石材の8社にモンゴルTDBの取引先のブリッジグループ、ガツォールト、ホームプラザ、フロ・ストーン、バト・ガンの19社を紹介した。ビジネスマッチングは30分の交代制で行われ、日本の1社にモンゴルの約3社が商談を行った。引き続き、商談会開催にむけて主役を務めたTDB東京駐在員事務所の内田肇所長は「商談が成立し、北海道で取れる商品をモンゴル社が輸入の場合、TDBが 信用状を発行し、それにみずほ銀行がコンファメーションを出す。そうなると、日本企業が安心して商品を出すこともできるし、これが両国の貿易拡大にもつながる」と、貿易拡大対策について話した。モンゴルへの進出に成功した土谷特殊農機具製作所の土谷紀明代表取締役は「モンゴルのエブリデーファームと協力し、アイスシェルターの建設に成功した」と、今後の事業展開について話した。同社は酪農(らくのう)機器・資材製造で知られているが、最近、アイスシェルター、バイオガスプラントなど再生エネルギー,環境にやさしい技術の導入に力を入れている。日本でガソリンスタンド、自動車整備、スポーツクラブ、再生エネルギー、介護事業などあらゆる分野で活動するオカモトグループの岡本謙一代表取締役がモンゴル視察に対して「日本は世界一高齢化が進んでいる社会なので、介護事業も進んでいる。このような先進的な介護事業はモンゴルへの導入が可能ではないか」と今後の事業協力可能性について話した。最後に、モンゴルのフロ・ストーン社のトルガ代表取締役は「弊社は花崗岩製品製造会社であり、モンゴル産花崗岩の大半がグレー系であり、特殊系の石に興味を持ち、海外からの輸入を考えている。」と参加きっかけについて話した。日本のビジネスグループは8日から10日まで、歓迎会への参加、一流企業の視察、モンゴルの草原や乗馬を楽しみ、これらのアレンジは日本のJTB北海道事業部が担当した。
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