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「母なる海」国際アートプロジェクトが実施された


Odgerel 2019-07-24 03:07

「母なる海」国際アートプロジェクトが実施された

モンゴルの最大淡水湖のフブスグル湖に関して、国連教育科学文化機関・UNESCOの自然遺産登録に向けた周知活動の一環で、国際エコ・カルチャー運動「ダライ・エージ・日本語で母なる海」は、今月10日からウランバートル市からフブスグル県に向けて出発した。アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリア、インドネシア、ネパール、パキスタンなど8カ国のレンジャーや環境活動家、学者、市民団体、芸能人、法曹の25人からなる参加者だった。彼らはウランバートル市から出発し、オルホン県やボルガン県を経由し、目的地のフブスグル県、ハタガル郡に辿り着いた。途中、各地で芸術公演や学術会議を開催しながら、地元人との交流を深めた。オルホン県のナーダム祭で、弓術と競馬競技を観賞した。フブスグル県ムルン郡で芸術コンサートを開きました。エコ・カルチャー運動団は12日から13日に「母なる海」国際アートプロジェクトをスタートさせた。イベントのクライマックスは、14日に開かれたフブスグル湖の遊覧船スフバートル号での船上イベントだった。運動団は地元住民と共に、フブスグル湖保護・保全に関する行動・意識改革を人々に呼び掛けた。フブスグル湖は、モンゴル最大湖の一つで、国内淡水量の7割を占める。モンゴル人に「母なる海」として愛されていたが、ここ数年で公害問題も浮上した。フブスグル湖から100キロの距離に鉱山開発が進んでおり、鉄道敷設事業や自動車の沈没事故などが公害原因となっている。現在、沈んだ自動車はおよそ30~40台あると推計されている。運動の企画者らも「フブスグル湖に関してUNESCO世界遺産登録を済ませ、なるべく早く保護・保全の対象にしたい」とその狙いを語った。

 

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