「東北アジアエネルギー統合システム」調査が行われた
「東北アジアエネルギー統合システム」調査が行われた
アジア開発銀行は2年間に渡り、モンゴルの再生可能エネルギーを東北アジアのエネルギーシステムと組み合わせるための「東北アジアエネルギー統合システム」調査を行い、完成させた。調査の委託者として調査を行ったフランス電力会社の案件担当者のFilipp Lyanhart氏は「モンゴルは多量な再生可能エネルギーの源、利用できる可能性を保有しており、東北アジアの国々の経済、最終消費者へ環境に優しい、低コストのエネルギーを提供できる環境ができている」と強調した。アジア開発銀行により作成された「東北アジアエネルギー統合システム」報告書に基づき、東北アジア諸国の政府と協力できると期待していると表明した。ガントルガエネルギー副大臣は、「我が国の再生可能エネルギー源は今の全発電力より1400倍多い。「東北アジアエネルギー統合システム」報告書を採用し、再生可能エネルギーを生かす具体的な案件を開始予定だ。この案件のフィージビリティスタディが終了したら銀行、金融機関へ融資提案を行う。」と述べた。バトトルガ大統領は、2018年9月にロシアのウラジオストク市で開催された第4回東方経済フォーラムにて、東北アジア統合エネルギーシステム開発向けの国際機関の設立を提案した。この提案により、今年9月に開催予定の第5回東方経済フォーラムのスケジュールに入れる“共同表明”の内容を各国の政府が協議している。
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