12日は、「児童労働反対世界デー」
12日は、「児童労働反対世界デー」
12日は、国際労働機関が定めた「児童労働反対世界デー」だった。 児童労働とは、義務教育を妨げる労働や法律で禁止されている18歳未満の危険・有害な労働のことをいう。モンゴルはこの日を2002 年から記念しており、2016年から全ての形態の児童労働をなくす世界目標の実施に注目している。その主要思想は生活水準の向上と貧困の削減は児童労働の撲滅につながることだ。現在、モンゴルで5歳から17歳の5万6000人の子どもたちが労働をしている。彼らの大半は農牧畜業、鉱業、建築業で働いている。建築と鉱業で働く15歳から17歳の児童の半分以上が危険で有害な労働に従事している。都市や定住地と比べると地方での貧困率が高いため、児童労働も増えている。全児童労働者の89.5%は家庭営業に無給で参加し、9%は自営業、2%は有給で働いている。そのほか、全児童労働者の16%の1万1400人が未成年者の労働禁止の職場に長時間にかけて、あるいは有害な環境で働いている。
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