ザンダンシャタル国会議長はアフメト・サイード・アジア開発銀行副総裁と意見交換した
ザンダンシャタル国会議長はアフメト・サイード・アジア開発銀行副総裁と意見交換した
ザンダンシャタル国会議長は10日、アフメト・サイード・アジア開発銀行副総裁を政府庁舎に迎え、意見交換した。ザンダンシャタル国会議長は、アジア開発銀行によるモンゴルの経済・社会発展への貢献をたたえ、今後もあらゆる分野での協力を推進させていく意向を伝えた。 議長は国際通貨基金の拡大信用供与措置受け入れにより経済成長が加速され、対モンゴル投資が増加され、財政健全化も順調に進んでいることへ言及するとともに、「経済は鉱物資源分野が主力で、経済構造上、世界相場の変動で左右されやすい。国会と行政が一丸となって、観光業や農畜産業を含む経済多角化を目指している」と政策方針を語った。さらに、「モンゴル経済は景気回復の軌道に乗りつつある。2019年の第1四半期は国内総生産の伸び率が8.6％に達した」と強調した。モンゴルを初訪問したサイード副総裁は「アジア開発銀行とモンゴルの親密な連携は、長年の協力関係のおかげである。成長再加速は、国が掲げる景気対策や法的環境整備の結果だ」と述べ、「国際金融機関の要請を受け、モンゴル銀行と国内金融部門を視察する」と訪問の動機について語った。
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