「スマートな電力」フォーラムが開催された
「スマートな電力」フォーラムが開催された
5月30日、トーシン・ホテルで開かれた「スマートな電力」フォーラム中、ダワースレン・エネルギー大臣がエネルギー省が最大出力100MWのエネルギー備蓄施設を設置することを明らかにした。エネルギー大臣はオープニングスピーチで「我々はモンゴルの再生エネルギー分野での課題、解決向けのスマート技術に基づいた解決方法、その方法の導入可能性、実績に関して意見交換を行い、世界水準の技術を学び、具体的な措置の開始と可能性に関して会談するために集合した。」と強調した。モンゴルエネルギー省、在モンゴルフィンランド大使館、フィンランドのBartsilla社の協力により、この“スマートエネルギーフォーラム”が開催され、約70人が出席した。「スマートな電力」フォーラムでは、フィンランドを事例に挙げて検証され、フィンランドの専門家らは、“世界エネルギー方針、再生可能エネルギーと統合システムの組み合わせ”、“現在のエネルギーシステムモデルと将来のエネルギーシステムの組み合わせ”、“モンゴルの再生可能エネルギーのシェアアップ”などのテーマで講演した。ヤーノ・シュルヤラ在中フィンランド大使は「世界の電力動向は、既存の電力網を再生可能エネルギーを基のシステムと調和させることだ」と述べ、モンゴルについて「再生可能エネルギーの電力事業は、モンゴルが有する太陽光や風力のポテンシャルを活かすと、十分可能性がある案件だ」と語った。さらに「モンゴルでほかに再生可能エネルギー源があるかを、フィンランドとモンゴルの共同調査ユニットが探っている」とし、「現在確認された再生可能エネルギーに関して資源詳細埋蔵量の特定を急ぐ」と発言した。モンゴル政府が 昨年9月にエネルギー分野振興に係る中期行動計画を採択しており、2021年までに太陽、風 力、水力などの再生可能エネルギーの開発を行い、新たな電力源を確保する方針と並行にエネルギー備蓄に関する技術導入を図っている。
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