ラセッテーなめし技術を活用したレザーのブランド化に関する基礎調査覚書署名式が行われた
ラセッテーなめし技術を活用したレザーのブランド化に関する基礎調査覚書署名式が行われた
18日、食料・農牧・軽工業省において、JICA調査団主催のモンゴル国ラセッテーなめし技術を活用したレザーのブランド化に関する基礎調査覚書署名式が行われた。これはJICAの産業多角化推進と地域開発戦略強化の一環として行う中小企業海外展開支援事業のひとつで、東京の山口産業株式会社が採択され、皮革産業本場のモンゴルへ環境によい柔らかいなめし技術を提供し、モンゴルレザーのブランド化推進における基礎調査を実施するという。署名式ではバトフー食料・農牧・軽工業省の軽工業政策調整局局長とバヤルサイハンモンゴル皮革産業連盟会長が挨拶の言葉を述べた。続けて、山口産業株式会社の山口明宏社長がプロジェクトを紹介し、長山勝英調査団リーダーがモンゴルレザーのブランド化を目指すMONYプロジェクトを説明した。技術受領者は、モンゴル皮革業界のパイオニアであるモンゴル・シェヴロ株式会社と、モン・イレードゥィ有限会社の2社で、プロジェクトを推進するための協定書に署名した。式典には在モンゴル日本大使館から松橋知之経済担当者、JICAから堀田健太郎プロジェクトアドバイザーが同席した。
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