高専モデルクラスの学生15人の修了式が行われた

Odgerel 2019-02-26 01:02

教育

高専モデルクラスの学生15人の修了式が行われた

13日、モンゴル日本人材開発センターにおいて、工業技術大学付属モンゴル高専技術カレッジの高専モデルクラスの学生15人の修了式が行われた。高専モデルクラスは、笹川平和財団の事業として2013年から取り組んでいるモンゴルへの高専教育導入に向けた活動の一環として工業技術大学内に設置された。現在モンゴルにある３つの高専の先駆けとして国内で最初に高専教育を受けたクラスである。修了式には在モンゴル日本国大使館の市岡晃二等書記官、国立高専機構モンゴルエイゾンオフィス代表・モンゴル高専連盟理事長バイガルマー氏、科学技術大学付属高専アルスラン校長、新モンゴル高専ブヤンジャルガル校長、工業技術大学付属モンゴル高専セルゲレン校長、笹川平和財団田中伸男会長、支援の会中西代表理事などが出席した。15人の学生が修了証書をセルゲレン校長、田中会長から授与された。卒業生代表として高専モデルクラスのタミル君による挨拶のほか、在校生による歌「ありがとう、さよなら」、笹川平和財団の林茉里子研究員からモデルクラスを通じたモンゴルにおける高専教育導入の取り組みについての報告などがあった。今回の高専モデルクラスは日本以外で高専教育を受けた世界初の学生となる。高専モデルクラスの学生は、6月に工業技術大学4年生課程を修了し、そのうちの複数人が日本の企業へ就職し、さらに技術を磨く予定である。