学生たちが朝から日暮れまでホワイト・タラの仏画を描きあげた
学生たちが朝から日暮れまでホワイト・タラの仏画を描きあげた
20世紀はじめごろは、旧暦の毎月の８日にホワイト・タラの仏画を１日以内に描きあげる習慣があった。この習慣は1924年まで続いたが、当時、描かれたホワイト・タラの仏画はモンゴルの博物館にいくつか保管されている。例えば：ボグドハーン宮殿博物館にホワイト・タラのタンカ、アップリケ、仏像、仏画など様々な作品が保管されている。この中で100年前に画家のシャラブさんが実物のように描いたホワイト・タラの仏画が一番有名である。ボグドハーン宮殿博物館の発案で、ホワイト・タラの仏画を描きあげる習慣を復活させ、毎年の旧暦の春の初月の８日に１日以内にホワイト・タラの仏画を描きあげる活動を2013年から行っている。今年の旧暦の春の初月の８日は2月13日とされており、仏教大学、文化芸術大学の9人の学生たちが朝から日暮れまでホワイト・タラの仏画を描きあげた。この活動はボグドハーン宮殿博物館、ガンダン寺院付属の仏教大学、文化芸術大学、ＮＧＯ団体の共催によるものだった。
