鷲祭りが3月に開催される
鷲祭りが3月に開催される
モンゴルは2000年から鷲祭りを主催し始めたのだ。同イベントの目的はカザフ族の鷲で狩をする伝統を回復する、次世代に受け継がせる、国内外の観光客に宣伝し、観光製品にすることだ。鷲で狩をする習慣は中央アジアの移動民族の中で6000年前に起こり、現在まで保存されてきた。この伝統を一番良く保存した国は我がモンゴル国だ。そのため、豊富な歴史があるこの活動を世界的に宣伝し、モンゴルへ訪れる観光客数を増加する目的で「鷲祭り」イベントを年に2回主催するようになった。毎年の秋、イーグルハンターたちの揺り籠であるバヤン・ウルギー県で10月第一週の休日に主催する。ウランバートル市から19キロメートル離れた所に位置する「チンギスの村」ツーリストキャンプ場で春 開催されるのだ。今年、首都観光所、ウランバートル観光連盟やモンゴルイーグルハンター連盟が共同で春の鷲祭りを3月3日から4日に「チンギスの村」キャンプ場で主催する企画している。鷲祭りは大会の形で行われ、まず狼の皮で作った民族衣装と狐の皮の帽子でおしゃれした鷲の飼い主たちが馬に乗って、慣らした鷲を手の腕にのせ、ツアーで入ってくる。鷲祭りの際は、鷲が狐の皮で狩をする、競馬、イヌワシ呼び、コイン拾いなどの大会が行われる。コイン拾いは騎乗したまま地上にあるコインを拾い上げるというこの競技だが、何度みても驚愕だ。落ちると思うほど ぎりぎりまで地上に接近するが、落ちない ものすごい脚力だ。遊びには、山羊の皮をやり取りする「クフ・パール」という遊びもある。カザフ族の伝統を見に来る観客はカザフ族の習慣を見る以外、手作りの刺繍などの製品、馬の干し肉カズなどが買える。民族衣装、使っている道具、遠くから鷲を呼び手の上に乗せる、鷲を手の上に慣らした状態などにより優れた鷹匠を評価するのだ。見るものがたくさんある面白く、心もドキドキする祭りだ。
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