今年はモンゴルと中国が外交関係樹立70周年を迎えている
今年はモンゴルと中国が外交関係樹立70周年を迎えている
今年はモンゴルと中国が外交関係樹立70周年を迎えている。モンゴル外務省は在モンゴル中国大使館と連携し、この記念年を迎えた様々なイベントを開催する予定である。9日は第1回目のイベントとして、中国研究家のバータルフーさんの「我々が知っているまたは知らないモンゴルと中国の友好」と名づけられた写真集の発売が開始された。写真集の発売開始式にはエンフトゥブシン副首相、ガンバヤル教育・文化・科学・スポーツ大臣、中国に駐在していたモンゴルの歴代の大使たち、中国研究家、中国人の代表が参加した。エンフトゥブシン副首相は「この写真集には過去70年間の中国からの融資、建築などに関する情報が含まれている。モンゴルの発展に近隣国の中国がどれぐらい貢献したのかを見ることができる。」と挨拶の言葉を述べた。また、1950年9月5日の中国人民共和国建国1周年にちなみ、作家のダムディンスレンさんが作詞した賛歌を中国語に訳したのをシン・ハイミン在モンゴル中国大使に記念品として渡した。シン・ハイミン大使は感謝の意を表し、「中国とモンゴルの国境線の全長は4710キロメートル、中国とロシアの国境線の全長は4300キロメートルだ。国境線の長さは両国の友好関係の表れだ。2014年に中国の最高指導者の習・近平氏がモンゴルを正式訪問し、両国のハイレベルの交流、政治的相互信頼、経済協力、国民間交流が益々深化している。」と強調した。「我々が知っているまたは知らないモンゴルと中国の友好」という写真集には中国の無償援助で建設されたウラーンバートルおよび地方にある396機関の写真520枚が掲載されている。研究者らは1000棟近くの建物が建設されたと見ているが、現在は860棟の建物が存在している。研究家のバータルフーさんは「1955年から1965年までの10年間で2万6千人の中国人、その家族6千人が建設工事に参加したことがある。4ヶ月間をかけて、モンゴルの各地を回り、資料を集めた。」と話していた。
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