モンゴルで最大級の鳥脚類足跡化石を発見した
モンゴルで最大級の鳥脚類足跡化石を発見した
10日、岡山理科大学は記者会見を開き、モンゴルのゴビ砂漠で幅115センチの鳥脚類恐竜の足跡化石を発掘したと発表した。草食で二足歩行の「サウロロフス」のものとみられ、鳥脚類の足跡化石では世界最大級だという。モンゴル科学アカデミー古生物学地質学研究所と岡山理科大学の共同調査隊が、今年7月~9月の発掘調査で発見したとのこと。足跡化石は、幅約85~115センチのものが複数見つかったそうだ。推定全長17~18メートルで、肉食恐竜「ティラノサウルス」よりも大きな個体であると考えられるという。このほか、調査隊は竜脚類恐竜の骨格化石の一部を発掘した。腰、胴椎、左右の後ろ脚など全身の3~4割で、大腿骨は長さ155センチだ。今までモンゴルで見つかった竜脚類の骨格化石では最大級で、推定で全長20メートル、体重20トンとのこと。
再生回数: 1618
Tweet