第3回モンゴル・北海道ビジネス・フォーラムが開催された
第3回モンゴル・北海道ビジネス・フォーラムが開催された
17日、「第3回モンゴル・北海道ビジネス・フォーラム」が外務省で開催された。フォーラムは、武部勤・北海道モンゴル経済交流促進調査会会長の起案によるもので、モンゴルと北海道間の経済関係のさらなる強化を目的としており、2016年以降、3度目のウランバートル開催となった。開会式で挨拶した外務省人事局のアンフバヤル局長は、北海道で発生した地震の被害者へお見舞いを申し上た。更に、「モンゴルは日本との貿易拡大、経済交流の強化、投資誘致を図るために在東京モンゴル通商部を設ける。」と政府方針を示した。モンゴル・北海道経済交流促進調査会のボルド理事は「北海道とモンゴルは気候条件がよく似ているため、農業分野での協力が非常に重要だ。」との認識を表明した。今年のフォーラムには、在モンゴル日本国大使館、JICA、モンゴル北海道経済交流促進調査会、ダルハン・オール県庁、北海道庁、札幌市役所、ウランバートル市市議会、モンゴル商工会議所、日本モンゴル人材開発センター、JCI札幌支部、公益財団法人東亜総研など60団体の100名の代表が出席した。モンゴル北海道間の交流は年々拡大しつつあり、民間ではソバ栽培、コンテンツ制作、建設設計図、地熱開発で協力している。参加者らは、北海道とモンゴルの間で観光、農畜産業、再生エネルギー開発の分野で協力の可能性があるとし、今後、これらの分野での協力に関する詳細な議論を通して、フォーラムの効果を高めていくことで合意した。
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