7月28日は世界肝炎デー
7月28日は世界肝炎デー
27日にスフバートル広場で世界肝炎デーにちなんだ活動を行った。世界保健機関(WHO)は、2010年に世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的とし、7月28日を世界肝炎デーと定め、肝炎に関する啓発活動等の実施を提唱した。我が国は今年「肝炎を発見し治療しよう」というスローガンの下,活動を主催した。モンゴルの場合、人口の10%は肝炎ウィルスを感染しているという調査がある。2017年に開始した「肝臓が健康なモンゴル」と題した肝炎ウィルスを治療するプロジェクトの枠内で2020年までに肝炎ウィルス感染の広がりをとめる、慢性肝炎、肝癌、悪性腫瘍による死亡を急激に減少させる目的を立て活躍している。去年から「肝臓が健康なモンゴル」民族プログラムで40歳から65歳の国民対象のプログラムを実施した結果、35万人が肝炎検査をうけた。更に、肝炎ウィルスが感染された人々の70%を治療した。この結果を評価し、世界保健機関が2018年の世界肝炎予防デーをモンゴルで主催するようになり、更にテドロス・アダノム世界保健機関事務局長を率いる代表団が我が国を訪れた。27日、スフバートル広場で医師たちが国民対象に無料で肝炎ウィルスを発見する検査をしたり、アドバイスを与えたりした。この日、肝炎対策基本指針に基づき肝炎対策の総合的な推進を図ることとし、肝炎の予防、病気や治療に関する正しい理解が進むように普及啓発や情報提供を推進した。
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