「ウランバートル市大気汚染対策能力強化プロジェクト」に関する契約に署名した

Odgerel 2018-07-02 08:07

政治

「ウランバートル市大気汚染対策能力強化プロジェクト」に関する契約に署名した

29日、JICAモンゴル事務所において、バトバヤスガラン　ウランバートル市副市長と佐藤JICAモンゴル事務所長およびニャムダワー自然環境・観光省の自然環境・天然資源管理局長らは、技術協力「ウランバートル市大気汚染対策能力強化プロジェクトフェーズ３」に関する契約に署名した。このプロジェクトは、ウランバートル市において、実効性のある汚染対策の実施を目指すとともに、国レベルの大気汚染対策関連機関との連携協調体制を強化することで大気汚染対策能力の強化を図り、ウランバートル市の大気環境の改善に向けて主要発生源における汚染物質の排出削減が促進されることを目指すものだ。同署名により、特に大気汚染のひどくなる冬季に向けて、今年の秋からのプロジェクト開始準備がスタートするとのこと。JICAは、ウランバートル市の大気汚染削減を目指して、2010年以降、2フェーズに渡り、大気汚染対策能力強化プロジェクトを実施してきたのだ。フェーズ3となる同プロジェクトでは、パイロット事業を通じた実効的な対策の検証を特に重要な柱に位置付けており、一日も早いウランバートル市の大気汚染解決に貢献することが期待される。