「チンギスハーンの草原・モンゴルの遊牧民」と題した展示会がデンマーク国立博物館でオープンされた

Odgerel 2018-06-25 06:06

歴史

「チンギスハーンの草原・モンゴルの遊牧民」と題した展示会がデンマークの民族博物館でオープンされた。18日、デンマークの国立博物館とオーフス市のモースゴー博物館が共催した「チンギスハーンの草原・モンゴルの遊牧民」展示会が開会式をした。同展示会にデンマークの旅人、民俗学研究者でもあるHenning Haslund-Christensenさんの1920年から1930年代にした研究や、民族出土品収集から1240の展示物、モンゴル民族博物館、科学アカデミーの歴史考古学委員会の13世紀の遺物などを展示している。モンゴル科学アカデミー、歴史考古学委員会がデンマークの博物館で13世紀の騎馬軍人の墓から出た出土品を初めて展示している。軍隊の墓から出たあんだ髪、爪、歯、弓矢などは公の注目を惹いているとともに、デンマークの博物館の指導者の方から今後研究に協力したい意を表したとのこと。近代のデジタル技術を使い、公にモンゴルの移動民族の文明、モンゴル帝国の歴史を展示している。展示会の開会式の際、デンマークのモースゴー博物館長Mads Kähler Holstさんが「モンゴルとデンマークが国交樹立50周年に因み、世界の半分を統一したチンギスハーンの草原、移動民族の生活事情、現在まで伝統を受け継いできた国民の歴史について面白い展示会を初めてデンマークで開催して嬉しい。今後、研究面で協力する大切な歩みになった。」と語った。歴史資料を見ると“The Great Northern Telegraph”というデンマークの会社の建設した電信線は北京、当時のモンゴルの首都イフフレー、サンクトペテルブルグを結び、ロンドンに到着していた。この結果、1911年12月28日のニューヨークタイムズ紙に「明日ボグドハーン率いるモンゴルは独立を宣言する」という記事が出たことがあるとのこと。

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