元横綱日馬富士ビャンバドルジさんが学校を開設する
元横綱日馬富士ビャンバドルジさんが学校を開設する
15日、元横綱日馬富士ビャンバドルジさんが私費でモンゴル国内に開設する小中高一貫校で使う備品の寄付を募るため、日本の新潟県を訪れた。三条市の旧大崎中学校の校舎では、寄付予定の机や椅子などを確認し、建物内に残された黒板や棚などの備品を見て回った。学校はウランバートルに今年9月に開設予定で、日本語や日本相撲などを教えるという。寄付は、相撲の普及を目指し、県内企業などでつくる団体「どすこい越後」を通じて県内の市町村に依頼した。三条市教委によると、小中一貫の義務教育学校・大崎学園が今年4月に開校したのに伴い、不要となった机と椅子約270セットなどを寄付予定だそうだ。日馬富士ビャンバドルジさんは備品を現地で生かすことについて、「モンゴルの子どもたちに感謝の気持ちや日本への親しみを持ってほしい。」と話していた。
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