サイガの頭数調査が行われた

Odgerel 2018-05-30 08:05

社会

サイガの頭数調査が行われた

サイガの頭数が減った。世界自然保護基金モンゴル事務所の提案で先月モンゴルの草原地帯及び半砂漠地帯に生息するサイガ頭数調査が行われた。調査をサイガの普及地範囲でして、3千頭のサイガがいるのが明らかになった。この数を去年と比較すると40％減少している。研究者たちはサイガの生息地で草が良く生えてないため、えさを探し移して行っていることに関すると判断している。そのため、サイガの繁殖、出産地域を保護地に入れる必要があると研究者たちが強調した。サイガは中央アジアの草原地帯と半砂漠などの環境で群をつくって生息するウシ科サ イガ属の生き物だ。サイガ属の亜種が約5種あると確認され ているが、モンゴルやカザフスタンに2つの亜種が現在、生息している。かつて　サイガは中央アジアで最も多かった草食獣の一つだったが、ここ数年その数は激減しており、2002年 に国際自然保護連合のレッドリストで、最も絶滅の恐れが高い「絶滅寸前」に指定されている動物だ。