日本で手術を受けたモンゴル人の女児は帰国した
日本で手術を受けたモンゴル人の女児は帰国した
心臓病に苦しむ子供たちを救う産経新聞厚生文化事業団が運営する「明美ちゃん基金」の適用を受け、モンゴル人の生後10カ月の女児アヌ・ウジンちゃんが8日、約1カ月間入院した東京女子医大病院を退院した。これまで東京内の宿泊施設で生活をしながら経過を見てきたが、10日に「帰国可能」との診断を受けた。4月18日に手術を受けたアヌ・ウジンちゃんは術後は順調に回復し、主治医の杉山央医師から「帰国後は普通の赤ちゃんと同じように生活ができるよ。」と言われたとのこと。母親のエンフマーさんは「たくさんの応援をいただき、ここまで来られた。娘をこんなにも元気にしていただいた。支えてくれた皆さんに心からの感謝を伝えたい。」と感謝の言葉を述べ、杉山医師に「ありがとうございました。」などと書いたメッセージカードを手渡した。アヌウジンちゃんが11日、関係者らに見送られながら成田空港から帰国の途に就いた。
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