オユトルゴイ鉱山で破砕室の稼働が開始された
オユトルゴイ鉱山で破砕室の稼働が開始された
4月30日、南部ウムヌゴビ県にあるオユトルゴイ鉱山で破砕室の稼働が開始された。オープン式典にはラハムスレン建設・都市開発副大臣、オユトルゴイ社のアルモンダ・トレス社長、コッパ―・アンド・ダイヤモンド社のアルナウド・サイラト社長、ダヤン・コントラクト・マイニング社のバヤルツェンゲル副社長らが参加した。国内企業のダヤン・コントラクト・マイニング社は、スイミングプール5個分に相当する1万2800平方メートルの面積の掘削作業を、15人の作業員で210日間で完了させた。コンベアの稼働開始以降、1日当たり鉱石4000トンの運搬が可能になる。第一破砕機は高さ9メートル、重さは300トンにもなる。オユトルゴイ地下鉱山では現場を区分けした掘削法を実施しており、鉱石の落下による圧迫軽減のため、常に谷間の拡張を続けている。ラハムスレン建設・都市開発副大臣は「地下鉱山の掘削を無事に終え、建設作業員の安全を確保できるようになったのは、モンゴル技術者の能力を世界に示す誇らしいことだ。」と話していた。掘削作業は昨年8月31日に開始し、地下鉱山における全ての作業は今年12月に完了する予定である。破砕機の設置工事は2019年1月に着工し、2020年6月20日から稼働予定だとオユトルゴイ社の関係者らは述べた。現在、地下鉱山では一度に約400人が作業している。
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