ドルノド県のセルゲレン郡で茶の儀式が行われた
ドルノド県のセルゲレン郡で茶の儀式が行われた
25日、ウラーンバートルから東へ600キロメートル離れているドルノド県のセルゲレン郡で茶の儀式が行われた。ドルノド県にはハルハ、ブリヤート、バルガ、ウゼムチン族が暮らしているが、ウゼムチン族が茶の儀式を1年に1回春に開催している。セルゲレン郡役所は観光を発展させるために部族の特徴ある習慣や文化を利用する目標を立てている。ウゼムチンの茶の儀式の際に、お酒は禁止とされ、皆で集まり、お茶を飲みながら、仕事や私生活について話し合う。主なご馳走はツァルツァーマグというキビで作られた食べ物である。粉砕したキビをバター、砂糖、干しブドウと混ぜ、型に入れたものである。このツァルツァーマグを乳製品、焼き菓子と一緒にお茶に入れて食べる。この食べ物の作り方、お客さんやお年寄りの振舞い方を若い世代に伝承するにはウゼムチン族の茶の儀式が大事とのことだ。
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