ナラン学校で協定調印式が行なわれた
ナラン学校で協定調印式が行なわれた
ウランバートル市バヤンゴル区にあるナラン小中高一貫学校で6日、高等学校教育留学生受け入れに関する協定調印式が行なわれた。式典には静岡・モンゴル親善協会会長、和歌山南陵高等学校の理事長、ナラン学校の校長らが出席した。ツェツェグジャルガル校長は「ナラン学校は2004年に全学年で日本語教育を取り入れた一貫学校として創立され、卒業生の半数が日本留学した実績を持ている。今度は日本の和歌山南陵高等学校と調印した結果、高校生から日本留学する可能性ができた。」と挨拶をした。協定調印式では、ナラン学校の生徒らが日本語で挨拶をし、モンゴルの伝統舞踏と日本の「北国の春」という歌の横笛演奏を披露した。静岡・モンゴル親善協会の北川雅弘会長は「高校生から日本留学することで、大学で専門を身に付ける前に日本語の勉強をせずに済むため、高校、大学、就職の流れがスムーズになる。」と強調した。和歌山県、日高川町にある南陵学園の小野尚子理事長が「今年4月から3人の生徒を学費割引で受け入れる。モンゴル人生徒の受け入れは、双方にとってメリットがある取組みである。日本の生徒にとっても同じクラスでモンゴル人留学生の頑張る姿を見て刺激を受けたり、外国人との交流を通じて海外の文化を学んだり、さらにそれによって日本の良さも再認識できる。」と述べた。
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