「モンゴル・ダンジュール」という記念碑がユネスコの世界遺産に登録された
「モンゴル・ダンジュール」という記念碑がユネスコの世界遺産に登録された
モンゴル国立図書館に保管されている「モンゴル・ダンジュール」という記念碑がユネスコの世界遺産に登録された。この記念碑は1924年にモンゴル・ダンジュールの226冊の本を内モンゴルからモンゴルの首都に持ってきたことを記念に1928年にデンデブという芸術家によって立てられた石碑である。古文書館の館長だったジャミヤンという人が内モンゴル自治区のツァハル石碑寺院に保管されていたモンゴル・ダンジュールをモンゴルに持ってくる契約をナヤント領主と結び、署名した。契約書はモンゴル語と中国語で書かれていた。石碑の上には古文書館にモンゴル・ダンジュールを保管することになったこの歴史的な出来事と契約書がサインと共にが刻まれている。デンデブさんは文章を刻むのに27年をかけ、1955年に完成した歴史がある。モンゴル国立図書館に保管されているダンジュールは2011年にユネスコの世界遺産に登録された。ダンジュールとは国際的にはテンギュルとも呼ばれており、チベット大蔵経のことをいう。
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