モンゴル文献研究の国際会議が開催された

Odgerel 2017-11-08 10:11

歴史

4日から5日に北京の中央民族大学でモンゴル文献研究の第二回国際学術研究会が行われた

  4日から5日に北京の中央民族大学でモンゴル文献研究の第二回国際学術研究会が行われた。同会議にドイツ、日本、アメリカなどの13カ国の120人の学者と研究者が参加し、モンゴルの文字、宗教、社会と歴史、文化・芸術、医学、領土など各分野に関する文献研究結果について審議した。会議にはモンゴルからツェレンソドノム・アカデミー会員、科学アカデミー歴史考古学研究会会長で　国際モンゴル研究連盟会長でもあるチュルーンさんらが出席し、バトトルガ大統領の祝福メッセージを読み上げた。この席で、北京の中央民族大学のモンゴル語・文学部教授エルデムトさんが、「ここ数年、中国で経典や本を発行する作業が推進し、国際的にリードをしている。しかし、理論調査を大切にするべきだ。そのため、我々は世界の学者たちを一箇所で集合させ同会議を主催している。」と強調した。この会議は北京の中央民族大学のモンゴル語・文学部と国際モンゴル研究連盟の共催によるもので、世界的にモンゴル研究を発展させる有意義な会議だ。北京の中央民族大学は長年モンゴル研究方面で学者と専門家を育成しており、本や作品を発行したり、学術研究会を主催したりするなど　様ざまな活動を定期的に行っている機関だ。