アジア開発銀行所属の貧困削減日本基金による技術協力
アジア開発銀行所属の貧困削減日本基金による技術協力協定に関係者らが調印した
10月20日、モンゴル大蔵省で、アジア開発銀行所属の貧困削減日本基金(JFPR)による技術協力協定に関係者らが調印した。この協定書は、ヨランダ アジア開発銀行モンゴル事務所所長とドルジセンベド大蔵省開発財政局長の間で交わされ、在モンゴル・日本国大使館からは深澤一等書記官が署名式に参加した。アジア開発銀行及びモンゴル側の参加者らは、これまでの日本国政府からの協力と支援に感謝した。そして、今回署名された教育分野と保健分野におけるマスタープラン作成のための技術協力を活発化し、各分野で直面する課題の解決に向けて、一層努力すると述べた。貧困削減日本基金は、アジア開発銀行に加盟する開発途上国の中でも特に貧困が深刻な国に対して、長期的な社会・経済発展強化への支援をする基金だ。同基金は、2000年5月に日本国政府の資金拠出によりアジア開発銀行内に創設された。モンゴルにおいては2002年に貧困削減日本基金の第一号案件を実施し、その後も社会福祉、教育、医療など様々な分野におけるプロジェクトが貧困削減日本基金により支援されている。
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