モンゴルの「文字」の歴史を題材にした著書が発売された
モンゴルの「文字」の歴史を題材にした著書が発売された
モンゴル最初の文字と言われる「チンギス石碑」に刻まれた旧モンゴル文字から、現在モンゴルで使われているキリル文字に至るまで、モンゴルの「文字」の歴史を題材にした著書が発売された。この「モンゴル書記の遺産」はモンゴル人が独自に開発し、使用してきた約10種類の文字、その形などの研究結果を分かりやすく解説しており、モンゴル語の表記、文字に関する歴史を年月順にまとめている。古代から語り継がれるモンゴルの筆記文化の遺産、多くの国々との関係を保ちながらモンゴル帝国の手にしていた権力の大きさを物語る令状、その印章、石製の書物など深い歴史が、この一冊に詰まっている。長年のモンゴル人の精神の在り方を明快に解説したこの著書の出版社はステップ・パブリション社で、モンゴルの言語、文化、歴史に関する若手言語学者らの著書シリーズを出版する予定である。
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