チェコのバランスコ市でシャガイハルワー大会が開催された

Odgerel 2017-09-18 07:09

芸術と文化

チェコのバランスコ市でシャガイハルワー大会が開催された

チェコのバランスコ市で踝の骨をはじき遊ぶモンゴルの伝統的なゲームシャガイハルワー大会が開催された。在チェコ　モンゴル国大使館、ヨーロッパの踝の骨をはじくシャガイハルワー連盟のチェコでの支部が共同でヨーロッパに住むモンゴル人対象にシャガイハルワー大会を主催した。ユネスコの無形文化遺産に登録されたモンゴル民族の遊びシャガイハルワーを外国で宣伝する、普及する目的で在チェコ　モンゴル国特命全権大使の応援で3回目に開催したとのこと。同大会にチェコ、ドイツ、スウェーデンなどの7カ国の11チームが参加した内、ベルギーのチームが一位、フランスが2位、チェコのチームが3位となった。外国で生活しているモンゴル人の若者が、シャガイハルワーで遊んでおり、アメリカやヨーロッパの国々でシャガイハルワーの大会が毎年開催されるようになっている。今年11月にフランスでヨーロッパのシャガイハルワー選手権大会が行われるとのこと。羊やヤギのくるぶしの骨をはじいて遊ぶシャガイハルワーというこのゲームは13世紀ごろに起こったと言われる。2014年11月に伝統的な遊びが、ユネスコの無形文化遺産に登録されたのだ。現在では、男性たちが的をめがけて骨をはじくゲームとして、広く親しまれている。「シャガイ」はくるぶしの骨を意味し、「ハルワー」は射撃という意味だ。現在、「シャガイハルワー」は、民族祭りであるナーダム祭の種目の1つとなり、公式ルールもできている。