「ウラーンバートルで実施されているモンゴルと韓国の結核対策の協力事業」プロジェクトの第2段が開始された

Odgerel 2017-09-07 07:09

社会

「ウラーンバートルで実施されているモンゴルと韓国の結核対策の協力事業」プロジェクトの第2段が開始された

「ウラーンバートルで実施されているモンゴルと韓国の結核対策の協力事業」プロジェクトの第2段が4日から開始された。2016年から保健省、伝染病研究センター、モンゴルの結核対策連盟、韓国の結核連盟が協力し、このプロジェクトを実施している。ウラーンバートルのチンゲルテイ区及びバヤンズルフ区の住民、大学生を対象に結核を早期発見し、診察をする無料検査を現地で行っている。プロジェクトが開始されてから、この1年間でチンゲルテイ区の1万3千人の住民、3000人の学生が結核検査を受け、110人が肺結核、その中の10人が多剤耐性肺結核と診断された。プロジェクトは我が国の健康保護、生活力の改善に貢献していると評価され、2020年まで継続させることになった。「ウラーンバートルで実施されているモンゴルと韓国の結核対策の協力事業」プロジェクトの一環として、手術治療が必要な結核患者を韓国で無料手術を受けさせることもある。モンゴルで行われた結核の普及率に関する調査では毎年4000人余りが結核に新しく感染されていることが明らかになった。結核はモンゴルで3番目に多く発生する感染症で、モンゴル人の死亡原因の第1位を占めている。