「フレーム・モンゴル」と題した国際研究会議が開催された
「フレーム・モンゴル」と題した国際研究会議が開催された
4日、モンゴル科学アカデミー歴史・考古学学院とイギルスのオクスフォード大学の考古学学校が協力し、「フレーム・モンゴル」と題した国際研究会議を開催した。会議にはモンゴルの研究家を始め、イギルス、ロシア、中国、ドイツの研究家たちが出席した。会議を開会し、科学アカデミーのアビド学者が「遊牧民文明の国家となるモンゴル、その歴史と文化は外国の研究家の注目を磁石のように引いてから100年あまりが経っています。科学アカデミーもモンゴルの古代歴史、文化、考古学的な研究を優先している。モンゴルの考古学者の最新発見は遊牧文明を理解するのに大事な役割を果たすと期待しています。ユーロアジアの考古学、古代鉄器時代の研究家たちと経験と情報を共有するこの会議はモンゴルの研究家にとっても有意義な出来事です。今後もオクスフォード大学の考古学学校とモンゴルの考古学者の協力は継続すると信じています」と挨拶の言葉を述べた。オクスフォード大学の考古学学校は「フレーム・ユーロアジアの古代鉄器時代研究」プロジェクトの枠内で研究会議をモスクワ、ウラーンバートル、北京市で開催している。このプロジェクトの目的はユーロアジア範囲内での青銅器生産の起源、歴史、古代青銅器時代の生産技術の研究方法を改善する、地理情報システムに基づいたユーロアジア全体を含むデータベースを設けることである。ウラーンバートルで開催された今回の研究会議ではユーロアジアの青銅器時代の生産をテーマとしており、モンゴル及び隣国地域の青銅器時代の考古学的な遺産、研究の現状、最新情報に関する演説を審議した。
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