モンゴル科学アカデミーが日本の岡山理科学大学と共同研究をする
モンゴル科学アカデミーが日本の岡山理科学大学と共同研究をする
モンゴル・ゴビ砂礫の恐竜化石を共同調査しているモンゴルの科学アカデミー古生物学地質学研究所は22日 日本の岡山理科大学と恐竜研究に関する連携協定を再締結した。今年12月で切れる協定期間を2021年3月まで延長するとともに、標本や人材の交流を一層密にするようになった。モンゴルの科学アカデミーが岡山理科大学と2013年に協定を結び、2015年からモンゴルのゴビでの恐竜研究発掘を始めた。今年の夏、7月30日から約1カ月間の日程で、南部ウムヌゴビ県に点在する白亜紀後期の恐竜化石産地を共同調査している。科学アカデミー本部で行われた調印式にはアビド科学アカデミー副総裁、ツォクトバートル科学アカデミー研究所長率いる代表団と、岡山理科大学 柳沢康信学長らの同大学関係者8人が出席し、ツォクトバートル所長と柳沢学長が協定書に署名した。協定では新たに、モンゴルから年間4人の若手研究者が岡山理科大学で研究するようにしたほか、化石の研究権利を共同所有する、岡山理科大学がより長期に研究できるようになったとのこと。アビド副総裁は「両国にとどまらず世界の研究に貢献できる成果を協力して上げていきたい。」と述べた。柳沢学長は「協力体制が強化され、「恐竜の理大」に向けた大きなステップになる」と語った。23日、岡山理科大学はモンゴル国立教育大学と海水・淡水魚を一緒に飼育できる「好適環境水」を利用したモンゴルでの養殖システム確立などについて交流協定を締結した。モンゴルの科学アカデミーが日本の岡山理科大学と人類学、地質学の方面で1992年から「モンゴルのゴビの昔のエコシステム」と題した研究を共同で して来た経過がある。同調査結果、両国の学者達がモンゴルのゴビからたくさんの面白い遺跡を発掘し、世界人類学に入れた貢献は高い。
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