ザブハン県で遊牧民の文化祭りが初めて開催された
ザブハン県で遊牧民の文化祭りが初めて開催された
7月23日から25日にかけて、ザブハン県、エルデネハイルハン郡、ウラーグチニー・ハル湖の湖岸で遊牧民の文化祭りが初めて開催された。現在、モンゴル国民の20%が遊牧民で、この数字は年々減少しているとの統計がある。自然法に適した生活様式となる遊牧文明を紹介する、後世に継承する、観光発展、遊牧民の収入を上げることを目的に開催された遊牧民の文化祭りではモンゴルの伝統的な習慣、文化を表す様々な行事が行われた。馬、ラクダ、牛、小型家畜のキャンプがそれぞれ設置され、キャンプ間の移動手段は牛車だったのが観光客の興味を引いた。例えば:牛のキャンプでヤクの調教、牛車にゲルを積み込む作業、皮ひもを柔らかくなるまでこする大会などが行われ、牛乳を搾乳し、乳製品を作る技術を披露した。小型家畜のキャンプでは羊とヤギを結びつけ、搾乳する、羊毛を切り取る、羊毛の紐を編む、羊のくるぶしで遊ぶ、フェルトを作る作業が行われた。馬のキャンプで馬を捕まえ、調教する、デンベーという対歌大会をやりながら馬乳酒を飲む、馬を搾乳し、馬乳酒を作る、子馬に焼印を付ける、馬のサーカスなどが披露された。ラクダのキャンプではキャラバン隊で荷物を運ぶ、ラクダを搾乳する、ラクダ車で旅するなどがあった。文化祭りの際に、乳製品、カシミア製品、皮革製品、家畜の展覧会が開催され、男の3競技・ナーダム祭りも行われた。
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