「モンゴルの国宝」と題した著書が読者の手に届いた
「モンゴルの国宝」と題した著書が読者の手に届いた
モンゴル銀行は国宝に保管されている貴重品からいくつかの展示物を選び、「モンゴルの国宝」と題した著書にし、読者の手に届けた。モンゴルの歴史の長い道のりを乗り越え、モンゴル人の独特な文化、習慣、美観、価値観などが染み込んだ古美術品が掲載されており、青銅器時代から中世期、近代のものまでが含まれている。更に、モンゴルの通貨である紙幣、硬貨、記念硬貨、金の切手も紹介されている。モンゴル国家博物館の研究者と学者らの協力によって出版されたこの著書の展示物ごとに英語とモンゴル語の詳細な説明が付いている。1924年にモンゴルで商工業銀行が設立され、事業を開始した日から国宝を設けた。それ以来、国宝には歴史と文化の貴重なコレクションが集まり、1983年にモンゴル人民共和国の閣僚会議の決定により、モンゴル国立銀行に「貴重品・宝物の国家ファンド」を特別に設けた。1994年に国宝法が制定され、国宝が法律で守られた。モンゴルで金融制度が導入された80周年に因み、国宝の展示ホールが設けられ、保管されている貴重品から公開されるようになった。
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