バトトルガ大統領は歴代の首脳たちが暮らしてきたイフ・テンゲル複合施設に引越ししない
バトトルガ大統領は歴代の首脳たちが暮らしてきたイフ・テンゲル複合施設に引越ししない
10日に大統領就任式を終えたばかりのバトトルガ大統領は歴代の首脳たちが暮らしてきたイフ・テンゲル複合施設に引越ししないとのこと。ウラーンバートルの中心地から8キロメートル離れているイフ・テンゲル複合施設に暮らし、時間を無駄にしたくない、政府庁舎まで交通渋滞を起こしたくないそうだ。大統領は政府庁舎の近くにある大統領の冬の宮殿で暮らし、仕事場まで歩いていく予定だそうだ。マーシャル邸宅と名付けられた大統領の冬の宮殿はウラーンバートルの中心地にある第1番学校の左側に位置する2階建ての建物である。チョイバルサン元帥のために立てられたこの建物はツェデンバル元帥に贈られ、ツェデンバル元帥は1946年から1984年までこのマーシャル邸宅に暮らしていた。モンゴルの初代大統領のオチルバト氏もここでしばらく暮らしたことがある。デラックスルームは2つ、セミデラックスルームは1つ、一般部屋は4つあり、50人から80人を収容できるレストランも付いている。イフ・テンゲル複合施設はウラーンバートルの南部ボグド山の北側、トール川の流域に位置するイフ・テンゲルという谷間の緑化地帯の120ヘクタール余りの面積で建設された邸宅、ホテル、政府主催の行事用の建物などが備えられている複合施設である。
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