フブスグル県でドライミルク工場が稼働を開始した

Odgerel 2017-06-28 07:06

経済

フブスグル県でドライミルク工場が稼働を開始した

モンゴル政府と食料品・農牧業・軽工業省により、1月から「肉とミルクの初キャンペーン」が実施されている。キャンペーンの枠内で、都心から離れた地域で畜産物を十分に利用し、付加価値が含まれた国際基準を満たす商品を生産し、原料を定期的に輸出できるようにすることを目的にドライミルクの工場を創設するプロジェクトが実施されている。結果として、19県の60郡に1.5トンのミルクをドライにする工場を建設することになった。このプロジェクトの出発点となり、24日、フブスグル県、イフ・ウール郡で最初のドライミルク工場が稼働を開始した。この工場は1時間に80リットルのミルクを加工する能力がある。工場が稼働するに伴い、人材育成と設備機械の設置作業が同時に行われている。プロジェクトの実施により、1000人から2000人が就職し、2万人の遊牧民からミルクを買い取り、遊牧民の収入も増える。地方の使いきれてないミルクをフルに使う、ドライミルクの輸入を代替する、輸出に向けて国内生産を発展させることを目的に「モンゴル・ドリア・ミルク」社が協力している。このプロジェクトは2017年から2025年まで実施される予定である。ミルクをドライにするのは運搬費用を削減し、1年中保存できる他、ミルク生産者に原料を供給できる可能性を与えている。