「ひづめの音・2017」国際音楽フェスティバルの開会式がガンダン寺院で行われた

Odgerel 2017-06-27 11:06

芸術と文化

22日、「ひづめの音・2017」国際音楽フェスティバルの開会式がガンダン寺院で行われた。メグジド・ジャンライセグ・開眼菩薩の前で行われた開会式ではダンザンラブジャー活仏の「ウレムジーン・チャナル・至高の美」という歌を全員で歌った。また、長唄歌手たちが長唄を披露し、シルメル・ザグバル・サロンの「神様の衣装」と題したコレクションのファッション・ショーが行われた。ドイツの音楽家ベルンハルド・ウォルフさんによるピアノ演奏もあった。フェスティバルにはアメリカ、ドイツ、スイス、フランスを始めとする20カ国の代表が参加した。更に、ガンダン寺院の高僧たちが仏教の教えを述べ、フェスティバルの主催者、音楽関係者、オーケストラ団体、長唄歌手たちが参加した。世界のベスト文化行事50の１つとして選ばれた第17回「ひづめの音」国際音楽フェスティバルは7月4日まで続く。ウラーンバートルだけでなくウブルハンガイ県・ハルホリン市、ウムヌゴビ県・サインシャンド市のハマル寺院など歴史的な場所で行われる。「ひづめの音」国際音楽フェスティバルはモンゴルの仏教、文化、伝統、習慣を認識してもらうことを目的に開催されている。1999年から開催されているこのフェスティバルには今まで100カ国の1500人余りの音楽家が参加した。現在、キルギス、タイ、カンボジアでもこのような音楽フェスティバルが開催されるようになっている。