「ウィルス性肝炎と一緒に戦おう」プロジェクトが2日から開始された
「ウィルス性肝炎と一緒に戦おう」プロジェクトが2日から開始された
ソンギノハイルハン、スフバータル、チンゲルテイ地区の障害者を対象とした合併症を予防する「ウィルス性肝炎と一緒に戦おう」プロジェクトが2日から開始された。JCIリーダー機関によって実施されるこのプロジェクトは2020年まで続く。プロジェクトの開始に当たり、ソンギノハイルハン区の320人の障害者に肝炎ウイルスマーカー検査を無料でした。国民にB型肝炎、C型肝炎に関する知識を与える講義が行われた。JCIリーダー機関の社会責任担当で、第2国立病院の肝臓専門医のドゥルグーンさんは「障害者は社会弱者のみならず合併症、二次感染、非感染性疾患にかかりやすい人々である。障害を持つ人たちに予防検査と診察をしたことで病気を早期発見する、悪化する前に治療する、死亡率を減少させる意義がある。調査をするとこの3地区には障害者が一番多く住んでいたので、この3地区からプロジェクトを開始することを決めた。」と話してくれた。JCI国際青年会議所は青年の活動を推進する国際NGOで、モンゴルでは1992年にJCIモンゴルとして設立された。世界保健機関のモンゴル事務所はプロジェクトを積極的に支援しており、今後は資金的に援助するとのことだ。プロジェクトの枠内で障害者人口、年齢、性別、障害の種類を明らかにし、データベースを作成する。また、15,30,45,60歳にはB型肝炎への免疫を検査し、ワクチン接種する予定である。
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