地震災害を予防、認識する日を初めて祝った
地震災害を予防、認識する日を初めて祝った
モンゴルは地震災害を予防、認識する日を22日に始めて祝った。フレルスフ副首相の発案で2017年を地震に強く、安全な環境を作る年にする全国キャンペーンが開始されている。このキャンペーンの一環として毎年3月の3週目の水曜日を地震災害予防、認識する日にするという決定が出された。地震災害を予防する、被害を減少する、準備する、救助活動に個人、企業、組織を参加させることを目的としている。モンゴル国土の55%は震度7度から8度の地域に、20%は震度9度以上の地域に含まれている。都市の75%は震度7度の地域に位置しており、この都市に人口の85%が住んでいる。2016年に全国土で2万8千回の地震が記録された。ウラーンバートルには2000年に年間200回以上の地震が記録されたのに対し、2016年に1800回になり、増加した。これらの地域で震度6度から7度の強い地震が起こり得るとの日本のJICA国際協力機構による調査で明らかになった。首都緊急事態対策局が地震発生時に身の安全を保護する、災害に関する知識を与えることを目的に22日に独立広場でイベントを主催した。イベントの際に、市役所インフラ・ゲル地区開発担当のバヤルフーさんとワールド・ビジョン・モンゴル国際機関の代表者らが首都緊急事態対策局、子供・家庭啓発センター、教育局、保健局を対象に地震を予測できる機械設備を贈与した。市役所インフラ・ゲル地区開発担当のバヤルフーさんは「地震の際に一番必要となるのは避難所である。ウラーンバートルには避難所が22あったが、33にした。集合場所として40箇所を決定した。ワールド・ビジョン・モンゴル国際機関と協力し、「地震に強いウラーンバートル」プロジェクトが実行されている。1000人の市民が天災に関する講習を受けている」と話していた。
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