高岡正人日本大使はゴビスンベル県庁において契約に署名した
高岡正人日本大使はゴビスンベル県庁において契約に署名した
7日,高岡大使はゴビスンベル県庁を訪れ、草の根・人間の安全保障無償資金協力により実施されるゴビスンベル県スンベル郡第5番学校の寄宿舎を改修する契約に署名した。契約金は7万5千米ドルだそうだ。高岡大使は署名式の際に「今年は、日本とモンゴルの外交関係樹立45周年を迎えた非常に重要な年であり、今年初の草の根無償援助をゴビスンベル県で行うことを大変喜ばしく思う。教育は国の柱である。今回のプロジェクトは生徒や教職員が安全で、衛生的な環境で学問に励み、また生活をすることが可能となる大変意義ある事業である」と挨拶した。 また,バトソーリ県知事は,「草の根無償援助が実施されることについて感謝を申し上げる。今回のプロジェクトは、ゴビスンベル県の社会発展にとって、とても大きな援助となる。コビスンベル県の代表として、日本国民の皆様にも感謝の気持ちを表明したい」と述べた。草の根・人間の安全保障無償資金協力は今年度に入って19件目となり,合計146万米ドルとなる。日本政府は今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力を最大限に活用し,モンゴルの地域社会が直面する教育や社会分野の問題解決に協力すると考えている。 草の根・人間の安全保障無償資金協力は,日本政府が1990年に導入した制度で,日本の在外公館が中心となって資金協力を実施する。
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