遊牧民の女性たちがラクダと羊のウール製品を生産し、フランスへ輸出している
遊牧民の女性たちがラクダと羊のウール製品を生産し、フランスへ輸出している
モンゴルの北西に位置するザブハン県、ドゥルブルジン郡の遊牧民の女性たちがラクダと羊のウール製品を生産し、フランスへ輸出している。彼女たちが水洗しすいたウールで手袋、セーター、かばん、スリッパを始めとする製品を手作りしている。一番柔らかいと言われる2歳のラクダの毛でベストやスカーフも編み始めた。2007年に13人の遊牧民の女性たちが「仲のいい女性たち」というNGOを設立し、少ないながら製品を生産し始めた。売り上げでウールをすく機械、染色する機械を購入し、従業員の数も増やし、事業の幅を広げた。フランスへは38種類の製品を輸出しており、1年に2,3回注文を受けている。最近はフランスからの発注量が3倍に増加したとのこと。タヒプロジェクトがウールのくしと機械3台を寄付したので、今後は製品の種類と品質を改善するそうだ。
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