モンゴル初人工衛星「モザラ」作業委員が日本で研修した
モンゴル初人工衛星「モザラ」作業委員が日本で研修した
モンゴル初人工衛星「モザラ」作業委員が日本で研修した。「宇宙エンジニアリングソフト・使用」というプロジェクトの枠内でモンゴルの初人工衛星「モザラ」作業委員アルタンスフさんが日本の九州工業大学で2週間研修をした。この間に当大学の研究室、「バーズ」プロジェクトの指導教師やチームと会い、会議・セミナーに参加したり、人工衛星の地球ステーションの活動とソフトを見学したりしたとのことだ。モンゴル、ガーナ、ナイジェリア、日本、バングラデッシュ、タイ、台湾などの国の5台の人工衛星のアンテナを組み立てる作業に参加し、シミュレータを利用して、人工衛星の電池を充電し動きを調べる、ステーションから情報を伝える、情報を受け入れ精製する実験に参加した。彼は、研修結果を発表するとき、「九州工業大学で研修し、新しい知識を得た効果的な研修になった。今後、モンゴルで活躍する地球ステーションを設置する、初人工衛星「モザラ」を指導する、衛星からの電波の受信などの運用では7カ国・地域が連携する、搭載したカメラでそれぞれの母国を撮影するほか、7カ国・地域の受信結果から全地球測位システム(GPS)を使わずに衛星の位置を特定するといった実験を行った。これは、昨年10月スタートしたプロジェクトだ。大学院宇宙工学国際コースに所属している日本、ガーナ、モンゴル、バングラデシュ、ナイジェリア、タイ、台湾の計15人が縦・横・高さ各10センチの正方体の人工衛星を作る。ガーナ、モンゴル、バングラデシュの3カ国は国として初めて人工衛星の製作に関わることになる。2017 年、九州工業大学 BIRDS プロジェクトでモンゴル初の人工衛星を打ち上げる予定だ。モンゴル国立大学に同人工衛星の観測ステーションを設置する予定だ。
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