「ティーロード」と題した研究会議が初めて開催された
「ティーロード」と題した研究会議が開催された
4日、「ティーロード」と題した研究会議が初めて開催された。東洋と西洋を結ぶシルクロードが紀元前200年ごろ出来、ヨーロッパの諸国がその道を利用し、必要な商品その中にお茶も運搬していた。お茶は中国の南部で生産され、西洋で売られていた。その国の1つとなるロシアはインドや中国からお茶を買っていた。中世期にイスラムの国々が不安定になると、ロシアはお茶を買う違う道を探った。1728年にモンゴルとヒヤフト条約を締結し、モンゴルを通る貿易道路を設けたのが今「ティーロード」と名づけられている。1928年に中国がモンゴルの輸出を禁止するまで200年間ティーロードを使っていた。このティーロードを誰がどうやって使っていたか、お茶はどこからどこまでどういう風に運ばれていたか、モンゴルにはどの利益を与えていたかなどたくさんの課題が研究者らの注目を引いている。特にロシアや中国で集中的な研究が始まっている。又、3国の首脳たちが3国を結ぶ貿易道路を復帰させることになったのはティーロードの研究を徹底する必要が出ている。モンゴルでこの研究を促進させることを目的にこの「ティーロード」会議が開催された。首都観光局、「お茶の文化」協会、「モンゴリアン・コーポレート・トラベル」社の共催によるこの会議で8つの演説が協議された。研究会議の際に「ティーロード」という本の販売が行われた。
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