エルデネバト首相が日本を公式訪問した
エルデネバト首相が日本を公式訪問した
エルデネバト首相は、ことし7月に就任し、最初の外国訪問先として12日から15日、日本を訪れた。日本の総理大臣官邸で行われた会談で、エルデネバト首相は「わが国は日本を「第三の隣国」と位置づけており、日本とのパートナーシップ関係を発展させることは、モンゴルの対外政策の最優先方針だ」と述べた。両首脳は,モンゴルと日本が基本的価値を共有する地域のパートナーであることを改めて確認するとともに,今年6月に発効したモンゴル 日本経済連携協定を着実に実施して両国の経済貿易関係を深めていくことで一致した。また,農業,環境,再生可能エネルギーなど,幅広い分野での協力を進めていくことを確認した。訪問の際、モンゴルから50、日本から240くらいの会社の代表者が参加し、協力覚書に署名した。例えば、モンゴルの「エネルギー・リソース」社と日本の住友が石炭の販売・マーケティング、「ツァガーンチュルート」社が日本の「すずきしょうかい」社と協力する覚書に署名した。会談で両首脳は、北朝鮮が核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返していることについて「従来と異なるレベルの脅威だ」としたうえで、国連の安全保障理事会で新たな制裁措置を含む決議の採択を目指すなど、北朝鮮への圧力を強める取り組みを協力して進めていくことで一致した。さらに拉致問題についても、北朝鮮と国交があるモンゴルが協力して早期解決を目指すことを改めて確認した。エルデネバト首相が日経紙にインタビューを受け、日本・モンゴル有効委員会の会長らと会談をした。
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