「シルク・ロード」国際観光会議がウラーンバートルで開催されている
「シルク・ロード」国際観光会議がウラーンバートルで開催されている
世界観光機関、モンゴルの自然環境・観光省共催による「シルク・ロード」国際観光会議が13日から15日にかけてウラーンバートルで開催されている。「遊牧の観光・都市安定開発」と題したこの会議はモンゴルの遊牧文明という大きな得点を世界に向けてアピールし、国際観光市場を占めることを目的としている。更に、2030年までの安定開発方針に記された「モンゴルは遊牧文明・観光の中心地になる」という目標を達成するのに一歩近づくメリットがある。会議にはシルク・ロードプロジェクトの加盟国、世界観光機関、その他の国際及び地域観光機関の代表300名余りが出席している。会議ではシルク・ロードに沿った観光の中から遊牧文明を中心に協議する。会議が開催されることによってモンゴルに関する情報が世界観光機関の加盟国157カ国に行き届き、観光分野での投資家を呼び寄せると期待されている。会議後、外国からの観光客が増加すれば、2017年からのモンゴル経済に効果をもたらす。会議の一貫としてモンゴル美術ギャラリーで「モンゴル遊牧の観光」という写真展が開かれている。写真展には観光会社のマネージャーやガイド及び観光客が撮った200枚余りの写真が送られてきたが、その中から30枚の写真が選ばれ、公開されている。写真展は15日まで続く。
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