ホブド県で8世紀の馬のミイラが発見された
ホブド県で8世紀の馬のミイラが発見された
モンゴルのホブド県で8世紀の馬のミイラが発見されたとナショナル ジオグラフィック誌に掲載された。移動民族のモンゴルでは馬とのかかわりが大切にされていた。モンゴル民族博物館の研究団が2015年初めに西部ホブド県のミャンガダ郡近くを発掘した。この地域は考古学の豊富な発見物で有名な地域だ。万年雪の山、凍土、低い湿度、わずかに光が入るたくさんの洞窟は激しい気候の中で、歴史の珍しい遺物を良く保存して来た。去年、研究団の始めた発掘が結果を挙げ、馬のミイラを見つけた。この馬を皮革で重ねて巻き、隣に角を削った弓矢、馬の全ての道具があった。戦争に準備したこの馬の道具が6~8世紀に関するものであることを研究者が定めた。馬の遺骨について考古学研究団のリーダー バヤルサイハンさんが「この洞窟で馬を主人と一緒に葬儀している。しかし、時間の流れの中、馬の遺骨が良く保存されている」と語った。モンゴルの西部に位置したトルコ民族の軍人の馬が道具と一緒に洞窟に保存されている。6~8世紀にトルコ民族がモンゴルの土地に移動し、更に、アフガニスタン、トルクメニスタンの土地へつまり西の方へ移動した。しかし、10世紀~11世紀に住んでいたトルコ人の遺跡が現在でもモンゴルの土地で良く見つかるが、科学的詳細な研究が必要だと発掘団が報じている。
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