ウランバートル市大気汚染対策能力開発強化プロジェクトⅡ」の 大気環境測定器一式の贈呈式をした

Guatsetseg 2016-05-09 07:05

芸術と文化

ウランバートル市大気汚染対策能力開発強化プロジェクトⅡ」の 大気環境測定器一式の贈呈式をした

 「ウランバートル市大気汚染対策能力開発強化プロジェクトⅡ」の 大気環境測定器一式の贈呈式をした。2日、JICAの技術協力プロジェクト「ウランバートル市　大気汚染対策能力開発強化プロジェクト・フェーズⅡ」により調達された大気環境測定器一式の贈呈式が、ウランバートル市内のソンギノ・ハイルハン区　バヤンホシューにおいて、行われた。ウランバートル市を代表して挨拶したバト・エルデネ　ウランバートル市自然環境緑化開発担当副市長は、日本政府の協力に謝意を示すと共に「このプロジェクト実施により、大気汚染に関する正確なデータをウランバートル市民に提供することが可能となった。日本国政府より供与された機材が、ウランバートル市の大気質の分析・モニタリングに貢献すると期待しています」と述べた。出席した深澤一等書記官は、「大気汚染の改善には科学的な根拠に裏付けられた対策が不可欠である。日本政府はPM10やPM2.5の濃度測定などの大気環境測定器一式を贈与することとなった」と述べるとともに、「今回の機材一式が、ウランバートル市の大気汚染対策に貢献し、いつの日か、かつての青く澄み渡る空が再びウランバートルに戻ることを願って止まない」と挨拶した。贈呈された機材で測定されたPM2.5、PM10、SO2、NOx等の値は、大気質庁のHPで公開されているほか、自然環境緑化開発観光省、ウランバートル市役所、市内5カ所の学校に提供され、30分毎に更新されたデータがLCDモニターで表示されている。