「アシスタント牧民」プロジェクトに失業者が参加する

Guatsetseg 2016-03-23 12:03

芸術と文化

「アシスタント牧民」プロジェクトに失業者が参加する

 「アシスタント牧民」プロジェクトに失業者が参加する。「モロル」テレビ局の提案で食糧農牧業省、国家銀行が共同で「アシスタント牧民」というプロジェクトを実施している。このプロジェクトの主な狙いは地方からウランバートルへの移動を減少する、失業者に職場を作ることである。プロジェクトの内容は失業者が遊牧民の労働を手伝っている様子を撮影し、テレビ番組を作るとのこと。同プロジェクトは今月15日から始まったが、初回番組が4月10日からモロルテレビ局を通し放送される予定である。プロジェクトの初段階に東部ヘンティー県、中部ブルガン県の遊牧民の家庭にアシスタント牧民が1年住み手伝いながら、遊牧民の労働を習う。テレビ局と遊牧民、アシスタントが契約を結び、給料を決める。また、アシスタント牧民の生活確保を改良するため、家畜を与える以外、プロジェクト中に社会問題を解決したり、児童を学校や保育園に通う機会を与えるとのこと。現在、アシスタント牧民を雇う希望を出した60の家庭、アシスタントをしたい200人くらいが登録している。