ウムヌゴビ県に60頭のユキヒョウが生息している
ウムヌゴビ県に60頭のユキヒョウが生息している
世界中で4300頭のユキヒョウがいる中、モンゴルの南部ウムヌゴビ県で60頭のユキヒョウが生息しているのが、ユキヒョウの首輪に設置したカメラの記録で明らかになった。カメラを設置したのは、ユキヒョウの頭数を数えるだけでなく、他の動物の頭数を知る、不法ハンターを捕まえるなどの特典があげられる。また、ユキヒョウに家畜を食われた遊牧民の損害賠償する保険基金が遊牧民の提案でできている。昨年、トスト山脈の周辺に住む26家庭が羊と山羊3465頭、馬と牛、らくだが170頭を対象に保険に加入した。1頭の羊と山羊を1000トゥグルグ、体が大きい家畜を1万トゥグルグで計算し、516万頭の保険金を基金に貯めているとのことだ。2015年から2016年の冬、ユキヒョウに6頭、狼に25頭の家畜を食われたという調査がある。ユキヒョウに食われた家畜の損害の80%をユキヒョウを保護する基金、20%を遊牧民の保険基金から保障するそうだ。モンゴルは1972年からユキヒョウの狩猟を禁止し、保護動物リストに加えた。ユキヒョウは二年に一回出産する動物だ。
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