西部の地域で建物の断熱材として羊毛が使われる
西部の地域で建物の断熱材として羊毛が使われる
西部の地域で建物の断熱材として羊毛が使われることになった。西部ホブド県でフェルト製品を製造する“マドゥ”社がチェコのNGO「ピルリン ニード」と協力し、断熱材を製造している。“マドゥ”社は2006年に設立されてから、モンゴルの伝統住居ゲル用のフェルトを年間7500平方メートル製造している。2015年からNGO「ピルリン ニード」の支援を受け、工場の建物を修繕し、機械設備を新しくした。その結果、1年間にフェルト15000平方メートル、断熱材6600平方メートルを製造できるようになった。羊毛の断熱材はフェルトと比べるとふわふわしていて軽い。厚さは3センチメートルから6センチメートルで、幅は2メートルだそうだ。製造方法は2種類あります。1つ目は、羊毛を重ね合わせ、ストーブに入れて高温でくっつける方法である。2つ目は針がいっぱい付いている機械に入れて、針で刺してくっつける方法である。モンゴルは断熱材としてガラス ウール、発砲スチロールを利用するのが多いですが、最近は人体に被害が及ぶということであまり使わなくなってきている。そのため、これからは羊毛の断熱材に期待が寄せられている。
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