モンゴルはユキヒョウの個体郡により2番目の国となった

モンゴルはユキヒョウの個体郡により2番目の国となった
約1000頭のユキヒョウが生息するモンゴルは世界でユキヒョウの個体郡により2番目の国となった。
モンゴルのユキヒョウは、モンゴル・アルタイ山脈、ゴビ・アルタイ山脈、ハンガイ山脈、サヤン山脈を横断し、約32万8000平方キロの広い範囲にわたって生息している。世界の全ユキヒョウの20%がモンゴルで生息している。
ユキヒョウはネコ科の動物の中で最も研究が進んでおらず、最も過酷な環境で生息している非常に珍しい動物で、世界のレッドリストに載った絶滅危惧種だ。国際自然保護連合のレッドリストでは「危急種」に分類されている。
現在、世界に約4000頭のユキヒョウが生息している。中国は2500頭以上のユキヒョウを有し、世界で最多なユキヒョウが生息している国とされている。一方、ロシアのアルタイ、トゥバ、ブリヤート、クラスノヤルスク地域に約90頭のユキヒョウが生息している。
ロシアは近年、ユキヒョウの保護、国際協力の強化、繁殖政策の実施に取り組んでおり、「世界のユキヒョウ研究・保護に協力しよう」をテーマにした国際会議でその重要性を強調した。会議に12カ国の政府代表者が出席し、ユキヒョウ保護の現状と過去の成果について議論した。また、非政府組織や科学機関の研究者らが、研究成果や保護活動、最近導入された技術について発表し、経験を共有し、今後の協力目標を立てた。3月12日~15日にかけて、ロシア・タタールスタンの首都カザンで開催された同会議にモンゴルの自然環境・気候変動省の関係者、モンゴル科学アカデミー生物学研究所の研究者、オブス湖特別保護区管理庁と非政府組織の代表者が出席した。
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